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以下は動物愛護団体NEAVShttp://www.neavs.org/programs/brochures/brochures_chimp.htmを訳したものです。

実験室のケージまでへの道 研究やエンターテイメントでのチンパンジー

チンパンジーは私たちの近縁生物
彼らは私たちの98.7%の遺伝子をもち、家族で暮らし、子供を守り、友人関係を形成し、喜びや悲しみ、怒りを表現します。知性やユーモア、利他主義であることを表します。

現在、アメリカでは1,600頭あまりのチンパンジーが実験室にいて、与えられた番号が彼らの胸部に入れ墨され、何頭かには名前がつけられています。
自然界で社交的な彼らの多くは、1.5×1.5×2メートルほどのケージに入れられ、孤立した生活を送っています。

数え切れないほどの数のチンパンジーが、エンターテイメント業界で利用されています。
トレーナーの脅迫的な指導のもと、彼らの品位をさげるようなおもしろおかしくバカらしい芸をするように教え込まれます。

「解剖学者は科学が許可する道徳的な残虐な行為を行う際にも彼らの目が見えるでしょう。貧しい人、孤児、犯罪者、精神障害者、ユダヤ人、アフリカ系アメリカ人はかつて生体解剖者と近いところにいました。チンパンジーも同じ不穏な状態にいるのです。」
-NEAVS会長、教育学博士 Theodora Capaldo

ステージ上
エンターテイメント業界でのチンパンジーの現実
・彼らの母親から盗まれた子供のチンパンジーであることが多い
・訓練には恐怖や食事抜きなどのおしおきが含まれることが多い
・芸は異常な行動で、苦痛であることが多い

ケージ
チンパンジーは下記のような幅広い研究に使われている。
・梅毒、エイズ、肝炎、その他死にいたるようなウイルスの感染
・衝突テスト、放射能テスト、空間研究
・心臓移植、薬物実験

多くの人々にあまり知られていないのは、エンターテイメントへの世界と実験室の間には回転ドアがあるという事です。エンターテイメントで使われた多くのチンパンジーは、「かわいくなくなった時」に簡単に、そして利益の為に実験室に送られることになります。

回転ドアを通って
エンターテイメント産業は事実上、解剖産業の腕木みたいなものです。
彼らが「スター」でなくなった時に「使われた」チンパンジーが実験室へと送られる流れがあるのです。映画に出演したチンパンジーも、その明るいスポットライトがはずされた後は実験室に捨てられ、解剖者の元へと連れていかれます。

ここにいくつか、エンターテイメント産業から研究室への回転ドアを通った例があります:
Donna Rae (#304) 1966年頃に生まれ、12年もの間動物タレントとして過ごす。自転車に乗り、ギターを弾くパフォーマンスに借り出されたが、1978年に霊長類薬剤・外科処置実験施設(LEMSIP)に移動された。施設で19年耐えて過ごし出血、HIVそして非特定実験では172回の気絶を経験した。彼女は現在、Fauna Foundation sanctuary(動物基金保護区域)で生活している。保護区域にてギターを渡すとDonnaはすぐに壊してしまった。

Annie (#272) 1959年にアフリカで生まれマイアミの農場に連れてこられ、サーカスに利用されていた。アリゾナ霊長類基金(PFA)に運ばれる前はLEMSIPで繁殖・生理・ホルモン研究に使用されていた。彼女は亡くなる前、保護区域にて4年間を過ごした。

Sue Ellen (#440) とBilly Jo (#447)
1968年頃に生まれ、1983年までサーカスのパフォーマンスをする。2匹のチンパンジーは1983年にLEMSIPにきたときにトレーナーと手をつないでいた。2匹とも前歯はなく、歯は何本か生えていたが傷ついた細胞組織があった。それは歯を引き抜かれたわけではないが、力づくで殴られた事を示す。15年もの間エンターテイメント産業で過ごし、14年間を研究所で暮らした。現在は、動物保護区域で暮らしている。

Yoko (#358) ミズーリのサーカスでパフォーマンスを行っていた。彼のトレーナーは堅いゆで卵と強い酒を夕飯として与え、新聞紙の切れ端をブランケットとして与えていた。1981年に彼はLEMSIPに転送されてきた。彼は16年研究所で暮らし、HIV研究や鼻スプレーなどの研究に使用された。147の生検を含む侵略的治療に使用された。彼は現在、動物保護区域で暮らしている。

Hanzie (#251)は1960年にアフリカで生まれ捕らわれた。ホロマンエアフォースベース、コールストン基金に移送され減圧研究や繁殖に用いられるまでは、カリフォルニア・サウザンドオークスにあるジャングルランドでエンターテイメントに使われていた。Hanzieは長期に渡る心不全の為、CCCC(チンパンジーケア)の良質介護施設にわずか5ヶ月間しかいなかった。

Pablo (#377)は1970年にアフリカで捕獲され、LEMSIPとBuckshire社に移送されHIV研究に使用されダート銃でおよそ220回倒されるまではサーカスにいた。彼は30回以上肝臓を殴られ骨髄・リンパ結節生検を受けさせられた。Pabloは亡くなるまでの4年間を保護区域で過ごした。彼の苦しみは解剖によって明らかになった。Pabloは9年間エンターテイメントで、16年間を研究標本として過ごした。

JoJoは1962年頃生まれ何年もの間サーカスでパフォーマンスさせられた。彼女はPFAとLEMSIPに移送され肝炎の実験に使われた。JoJoが今も生きているかどうかは不明である。
Chiquitaは1963年頃生まれ、AnnieとJoJoと共にサーカスでパフォーマンスを続けた後PFAとLEMSIPに移送された。繁殖研究に使用されたと推測されるが、1980年に亡くなった。

ButchとChipperは1973年、1975年にアフリカで捕獲されRingling Brothersサーカスで10年以上もサーカスのパフォーマンスとして使用された。サーカスのトレーナーが亡くなった後、彼らは研究施設に移送された。彼らはロードサイド動物園に移され、13年そこで暮らしたが野生動物当局により閉鎖された後は仮設施設へ移送され、その後COCC保護施設に2000年に移された。

Angel Li (#267), Opal Li (#473) とChiquita (#313)は1978年~1980年にBusch Gardensで生まれ、コールストン基金に移送されるまで展示されていた。その後はどうなったのか不明。

“Hanzieは傷ついたまま到着しました。残念なことに、彼の経験はおよそ40年前にアフリカで傷つけられ捕らわれてから始まったのです。最後にHanzieは自然保護にいたことを知っていたのでしょうか。分かりません。私が知っていることは彼が亡くなった時、彼のことが大好きだった人々が集まり泣いていた事です。”
-Carole Noon医師、チンパンジー保護施設創設者

両側に揺れるドア  研究からエンターテイメントへの流れ
Willie (#220) と Harry (#237)はサウスウエスト基金の生物医学研究所で生まれ、映画"Project X."の為、エンターテイメントの世界へと移っていった。手厳しい過酷な訓練の後、彼ら「演技者」は映画終了後に研究所に戻された。一匹の若いチンパンジーは撮影中に死亡した。皮肉なことに"Project X"は、研究に使われるチンパンジーの虐待についての映画だった。WillieとHarryは救助され保護施設で暮らしている。
3頭の赤ちゃんはCoulstonによってアニマルトレーナーに売られた。彼らの将来は不明である。

確実とはいえない安全
生体医学研究コミュニティは「いきすぎたブリーディング」によって「余った」チンパンジーの財政負担に不満を漏らしている。AIDSやHIV感染などで"下手なモデル"だと証明された時、彼らは放置された。これら政府の「余分な」チンパンジーは研究者が彼らの用途を「発見」した時、研究機関に戻るかもしれない。

Simbaは1971年頃に生まれ、PFAに移送されるまではIce Capadesの"Donny and Marie Show"に出ていた。彼は「この家から引っ張り出され医療研究のために実験室へ送られてしまう危険性がある」(Wall Street Journal, April 2002) 彼の将来は守られていない。
保護区域にいるチンパンジーにだけ所有者がいて、彼らの安全や利己的な利用ができないよう保証される。米国政府によって可決されたチンパンジー法は、生物医学研究コミュニティにいる「余ったチンパンジー」達は「自然保護区」が用意されると虚偽している。しかし、チンパンジー法はこれらチンパンジーの子孫が生体解剖者から自由になる保障がされているとは言えない。チンパンジー達はまだ政府によって “所持”されている。チンパンジー法は"sanctuary(自然保護区)"という言葉を、永遠の安全という意味だけに使用するべきである。チンパンジー法やそれに関係した施設も保証されているわけではない。

“エンターテイメント産業と生物医学研究とのつながりは確実です。なぜなら私は毎日それを見ているからです。そして彼らの以前の生活はどのようなものだったのか考えます。私のところにいるチンパンジーの家族の半分はエンターテイメントでの生活に始まり、生体医学研究で終わります。人間から少しの敬意も払われない彼らに対し、合わす顔がありません。彼らはもっと敬意を受けるに値します。”
-Gloria Grow 動物基金共同創設者

Annie、Pablo、Hanzieに捧げます。
NEAVSは彼らのサポートをしています

動物基金
P.O. Box 33, Chambly, Québec, Canada J3L 4B1
www.faunafoundation.org

チンパンジー保護センター
PO Box 12220, Ft. Pierce, FL 34979
www.savethechimps.org

あなたからNEAVSへの寄付金はチンパンジー保護のために計上されます。
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